
ともちです。
前回記事では、SEO全般の基本概念を解説しました。
今回は、SEO外部施策について解説します。
Googleは基本的に、
よそからリンクされているサイトはいいサイト
だという評価をします。
わざわざ基本的にと前置きしたのは、
リンク元がどんなサイトでも良いわけではなく、
- より評価の高いサイト
- より関連の強いサイト
からリンクされていることを評価するからです。
Googleは他社に先駆けてこの
リンク元の評価というロジックを導入したことで、
高い検索精度を得て、ネット業界のトップに立ったわけです。
ちなみに、ページの評価を示すPageRankというのは、
1ページ2ページのページではなく、
Googleの共同創業者のラリーペイジからきています。
ページランクではなくペイジランクと表記するのが正しいとされています。
このように、外部サイトからの評価が検索結果順位に影響するようになったわけです。
ただ、当初はGoogleのロジックも完成されていなかったので、
どうでもいいサイトから大量にリンクを張れば、
検索順位が上がっていました。
今同じことをすれば、
ブラックハットSEOだ!
と犯罪者呼ばわりされる行為ですね。
今では信じられませんが、
一部上場企業のサイトでも、競合の激しい業界では当たり前のようにやっていました。
保険とかクレジットカードとか、差別化がしづらい商品は激しかったですね。
成果報酬として、かなりの金額を毎月請求していたのを思い出します。
でも、2010年代になってGoogleが、paid link(ペイドリンク)
つまりお金で買ったリンクにペナルティを与えだしました。
多少の猶予期間はありましたが、このやり方は一気に通用しなくなりました。
SEO会社もたくさんつぶれました。
今、他力本願ではなく、被リンクをつけようとするなら、
- 自作自演の関連サテライトサイトから少しリンクを流す
- ランキングサイトやソーシャルブックマークから流す
ぐらいでしょうか。
なんてツールがASPの殿堂入りするぐらいですから、まだ健在です。
これもやりすぎるとペナルティを食らうので、程々にしておかないとあぶないです。
しかしながら、まだ裏道はあるわけで。
次の記事で、
そうはいっても被リンクでしょ
をお送りします(笑)
ともちでした。
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